2015年6月15日月曜日

Ubuntuにandroid開発環境を構築する(その4)

前回の続きで、今回はAVDを設定するところから。
Android SDK Managerから、対象となるAndroidバージョンを選択して、System Imageをダウンロードします(私の場合、古いWindowsXPマシンなので、Intel x86 Atom System Imageです)。
AVD MangerにてVirtual Deviceを作成し、起動してみました。

ERROR: 32-bit Linux Android emulator binaries are DEPRECATED, to use them
       you will have to do at least one of the following:
       - Use the '-force-32bit' option when invoking 'emulator'.
       - Set ANDROID_EMULATOR_FORCE_32BIT to 'true' in your environment.
       Either one will allow you to use the 32-bit binaries, but please be
       aware that these will disappear in a future Android SDK release.
       Consider moving to a 64-bit Linux system before that happens.

えっと、32bitのLinux Androidエミュレーターは今後サポートされなくなりますので使用を避け、64bitのLinuxへの移行をご検討下さい、と。
ということは、今回の企画(使わなくなったXPマシンをLinuxで活用する)そのものを否定されている訳ですが、それは兎も角として、今はエラーになっていますが、 設定をすると何とか起動できるようです。
ERROR: 32-bit Linux Android emulator binaries are DEPRECATED when attemping to run the Android emulator
VM Ubuntu: Android Emulator won't start from Eclipse

対処方法は2つあって、
  1. エミュレーター起動時に '-force-32bit'オプションをつける
  2. 環境変数で ANDROID_EMULATOR_FORCE_32BITをtrueにする
です。まずは簡単そうな1.から。記事に書いているように、EclipseのPreferenceで、Android->Launchで、起動オプションを指定します(Preferenceは、例のごとく、メニューからは見当らないので、前回同様、Quick Accessで検索して立ち上げます)。
やってみましたが、記事に書いているように、これでは改善されませんでした。何故かは不明。

続いて2.を試してみます。.profile.bashrcを編集する方法の2つが記載されていますが、今回は.bashrcに記載することにします。
Difference between .bashrc and .bash_profile 

念のため、OSから再起動して実行。うまく行きません。仕方がないので、次はshell scriptでEclipseを起動する方法にチャレンジ。

したのですが、うまくshellが起動しません。chmodで権限は付与済です。

よくよく考えると、KSHが入っていませんでした。以下のコマンドでKSHをインストール。

sudo apt-get install KSH

これでも動かないので、コマンドから/bin/shでファイル名指定で起動して漸く起動。

emulator: ERROR: x86 emulation currently requires hardware acceleration!
Please ensure KVM is properly installed and usable.
CPU acceleration status: KVM is not installed on this machine (/dev/kvm is missing).

まだ動きませんか。hardware accelerationが必要です、と。
確か、WindowsXPのときにはHAXMだったような。それが今回はKVMなんですね。

KVMに関して記事を探すと以下が見つかりました。
KVM is not installed on this machine (/dev/kvm is missing)
Using the Emulator

要するに、WindowsだとHAXMで、LinuxだとKVMということだそうです。以前はこれを設定しなくても動作していましたが(無茶苦茶起動が遅いけど)、設定が当然ながら必要になったようです。

kvm-ok

と打つと、インストールされていません、とのことで、以下のコマンドでインストール。

sudo apt-get install cpu-checker

しかし、インストールエラーが起こってインストールできませんでした。次に以下のコマンドを試行。

sudo apt-get install qemu-kvm

これも駄目でした。仕方がないので、エラーメッセージに従って以下のコマンドを実行。

sudo apt-get update

この後、再度インストールをやり直してみましたが駄目でした。ちょっと涙目になりつつ、更にエラーメッセージに従って以下のコマンドを実行。

sudo apt-get update --fix-missing


。。。これでも駄目でした。残念ながら、今日はここまででギブアップです。

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