2013年12月22日日曜日

SIMフリーiPhone5sにOCNモバイルOneを設定する。

SIMフリーのiPhone5sをApple Online Storeから入手。約10日で届いた。

1. SIMカードの選定

SIMカードとしては、安く使いたいのでMVNOの中から選ぶ訳だが、OCNモバイルOneに決定。IIJmioと迷ったのだが、いちいち使用量を自分で調整するのは面倒なのと、最安プランの1ヶ月の総使用量が多いのでOCNを選択。
他方、OCNはSMS対応していなかったが、2013/12/17からSMS対応版を発売したのを待って購入。やっぱりSMS対応していないと、アンテナピクト問題やセルスタンバイ問題があるからね。OCNでも、SMS対応していないものだと問題があったようだし。

2. APNの設定
無事、OCNのホームページから申込みを完了し、APN名と認証IDとパスワードを取得。ここまではまったく問題なく進んだ。
で、iPhone5sに設定をしなければいけないわけだが、iPhone初心者の私としてはインターネットに情報を頼るしかない。そこで、素直にOCN設定サポートを見る。
OCN設定サポート:iPhone5(SIMフリー版)をお使いの方

iPhone5と書いているのが気になるが、大差はないだろうと高をくくって読むと、メニューの「モバイルデータ通信ネットワーク」から構成プロファイルを設定するらしい。なるほどと思い、探してみるがメニューに出てこない。どういうことだ、これは。
それならと、iPhoneのAPNの設定でググって、WiFi接続しながら、gaveyから設定した構成プロファイルを登録。これで無事、接続できるはずだ。
だが、WiFiをOFFすると、やはりインターネットに接続できない。何度かいろんな設定を変更して試してみるが結果は同じ。

3. Apple Storeでのサポート
こうなったら恥を忍んでサポートを受けるしかない、ということで、翌日、Apple Storeに直行。1時間ほど待ってから対応してもらった。
結果、分かったこと。

・SIMフリーでも、常に「モバイルデータ通信ネットワーク」メニューが出てくるわけではない
・メニューが出てくるかどうかはSIMカードに依存する
・設定方法はプロバイダー側の責務であり、Appleのサポート対象外

うーん、何か納得いかないぞ。でも、一応、OCNで設定方法を記している別のページを教えてもらった。
「OCNモバイルONE」iPhone5s/5cの動作確認結果について

ここに「参考情報」として、Appleの構成プロファイル設定ツールを使って構成する方法が載っていました。うーん、これって参考情報なんだろうか。iPhone5s/5cのユーザーは、ここを見つけないといけないということだろうか。だとしたら、非常に不親切>OCNさん

4. APNの設定(再チャレンジ)
ということで、自宅に戻って再チャレンジ。今度こそ、うまくいくはずだ。
と思ったのだが、再チャレンジしてもNG。何がいけないんだ。

ふと気づくと、APNに、LTEと3Gがあるが、アンテナはdocomo 3Gを示していた。これがいけないのか、と気づき、3Gで設定し直すと無事、接続完了。

5. まとめ
無事設定できたが、今回、何がいけなかったのか、というと、メーカーとプロバイダーの狭間にユーザーが立たされる/それを理解対応できるだけのスキルが必要ということでした。

・OCNモバイルOneのパッケージには、APN設定方法はメーカー側の指示に従うよう書いている
・OCNのホームページには、iPhone5の設定方法はきちんと載せてあっても、iPhone5sの設定方法は「参考情報」として、動作確認情報のページにちょこっと載せてある程度
・Appleの方は、確かに構成プロファイル設定ツールは公開しているが、それを知るのには一定の知識が要る


とりあえず設定できたものの、同じように嵌る人が出るんではなかろうか。もっとSIMフリーが普通に使えるようになってほしいものである。

2013/12/24追記。
そういえば、OCNモバイルOneって、LTE接続って広告している。これでLTEだと思い込んでいた側面も大きい。これって不当広告ではないのかな。

2014/07/25追記。
古い話で恐縮ですが、2月頃の話ですが、iOS7.0⇒iOS7.1にアップデートすると、3Gでは繋がらなくなりました。焦って再度Apple Storeを訪問。アップデートにより3Gには対応しなくなったとのこと。
失望して帰宅。気を取り直して、OCNの設定をLTEで試してみると。。。何故か、12月では繋がらなかったものが繋がるように!!!
どう考えても、キャリア側で何か制限していたとしか思えない。不信感。
まあ、とりあえず今でもOCNのままですけどね。

2013年11月29日金曜日

android-support-v7-appcompatを使う

Android 2.3.3で作成したアプリをActionMainBarに対応させようとしたのだけれど、android-support-v7-appcompatを使うところで思いっきり躓いてしまった。備忘のために書き残しておく。

1. android-support-v7-appcompatの入手とEclipseへのインポート

ここまでは特に問題なかった。いろんなサイトに載っているのでそれを参照に実施。 注意点としては、そのままインポートすると、デフォルトでは、android-support-v4.jarとandroid-support-v7-appcompat.jarが外部利用できないかたちになっていること。自分のプロジェクトのlibsにこの2つを追加しなくてはいけなかった、という記事をよく見かけるが、私見では、それよりも、以下の対応を行うことのほうがすっきりする。

・android-support-v7-appcompatのJava Build Pathで、Order and Exportタブにて、2つのjarにチェックを入れ、export対象とする。

これをすれば、自分のプロジェクトのlibsに追加しなくても利用できました。

2. AndroidのTargetバージョンを変更する

ここに嵌りました。これをしないといろんなエラーが出てくる。もとのプロジェクトのTargetは当然2.3.3になっていた訳だが、これをV11以降にする。
たったこれだけ。

いやー、参りました。