2015年3月16日月曜日

PDUを獲得する

一応、PMPを持続しています。そのためには、3年間で60PDUを申告しなければいけない訳です。
(正確にいうと、20PDUは前サイクルから持ち越せるので(持ち越してきたので)、残りの40PDUを獲得すれば良い訳ですが、それだと次サイクルのときに60PDUをフルで獲得しなければいけないので、やはり3年で60PDUのペースをキープすることになります)
いつも最後の年になって焦り、何とか辻褄をつけて来た訳ですが、このような状態を脱却して、『PMP』らしく、計画的に進めようかと。
念のため、PDUとは何か、から。
Maintain Your Certification

Professional Development Unitの略です。PMIのプロフェッショナルは、資格を維持するための研鑽を続ける必要があり、その研鑽作業の認定単位になります。基本的な考え方としては、1時間のプロフェッション活動=1PDU。

どんな活動をすればPDUを申請できるか、というと、6つのカテゴリーに分かれます。
2011年3月1日から適用されたPDUカテゴリーの更新について

要するに、教育によりスキルアップを図るか、ギブバック活動の提供(スキルの実践)を行ったか、で、それぞれ3カテゴリーずつあります。

教育カテゴリー
<Category A: Registered Education Provider/PMI Component>
認定された研修を受講する。
研修毎に、申請できるPDUが決まっている。
1サイクルの申請上限は無し。
監査請求に必要な書類として、登録票、受講証明書、参加証明書。

<Category B: Continuing Education>
大学等で開催されるアカデミック・コースの終了。
コース毎に、申請できるPDUが決まっている。
1サイクルの申請上限は無し。
監査請求に必要な書類として、成績証明書、合格印の押された等級報告書、申込書、出席証明書または出欠表とカテゴリーBに準拠していることを説明したコース・ブローシュアまたはコース資料(梗概)及び講師資格証明書。

<Category C: Self-Directed Learning>
個人学習(研究・自習)。
自習1時間に1PDUが付与される。
1サイクルの申請上限は30PDU。
監査請求に必要な書類として、申請した自習を行ったエビデンス。


ギブバック活動のカテゴリー
<Category D: Creating New Project Management Knowledge>
著述、講演等による知財の開発。
知財の準備、開発、プレゼンテーションに要した時間によりPDUが決まる。
1サイクルの申請上限は45PDU(カテゴリーD,E,Fにて)。
監査請求に必要な書類として、書籍やコースウェアの資料、同アジェンダのコピー。

<Category E: Volunteer Service>
ボランティア・サービスの提供や無償のプロジェクトマネジメント・サービスの提供。プロジェクトマネジメント・トピックに関するコーチとしてあるいはメンタリング。
ボランティア団体の提供サービス内容によりPDUが決まる。
1サイクルの申請上限は45PDU(カテゴリーD,E,Fにて)。
監査請求に必要な書類として、組織からのレターや認定書、コーチングまたはメンタリング活動を証明するエビデンス。

<Category F: Work as a Practioner>
プロジェクト・マネジャーとしての活動。
12ヵ月のうち最短6ヶ月の活動が前提で、12ヶ月で5PDU。なので3年で15PDUが実質上限。
監査請求に必要な書類として、雇用証明(仕事の説明書)。


上記をまとめると次の通り。
  • ギブバック活動のカテゴリーだけでは60PDU達成しない。少なくとも教育カテゴリーで15PDUは必要。
  • 普通に仕事をしていて申請できるのはカテゴリーFの15PDUなので、45PDUをどうにか獲得する必要がある。
  •  申請内容と合致するPDU申請を行う必要があり、監査請求も見据えての申請が必要。

これまでは、カテゴリーFで15PDU、残りの45PDUを何とか、主に教育カテゴリーで獲得してきた感じです。
では、今後、どのように進めるのが良いか。


ちょっと長くなったので、それは次回に持越しということで。

2015年3月10日火曜日

Windows 64bitでVBSを32bitで動かす

先に記載したように、WSHで32bitと64bitの罠に嵌ってしまったが、環境を変えずに何とか動かしたい。
要するに、VBSを32bitモードで動作させれば良い訳だ。
そう思いつくと、またもや答えてくれるグーグル先生。
How do I run a VBScript in 32-bit mode on a 64-bit machine?


%windir%\SysWOW64下には、ODBC設定画面だけでなく、cmd.exeやcscript.exeがあり、これらは32bitモードで動作してくれるらしい。

コマンドファイル経由にして、%windir%\SysWOW64\cscript.exeからVBSを起動すると、エラーなく処理されました。

今回勉強したこと。

  • DB接続は、今はどうやらADODBになっている(らしい)
  • %windir%\SysWOW64下には、32bitモードで動かすための実行ファイルがある
  • だいぶ技術力が落ちている。やっぱり継続的に技術情報に触れる必要がある

WSHでDB接続する

メール送信は先程確認できたので、今度は監視スクリプトの方に着手。データベースに接続して、処理状況を監視させたい。

先ほどはJScriptでしたが、今度はWSHというか、VBScriptというか。あまり実装内容に違いはないけれども。最終的にはWSHに統一する予定。

WSHでDB接続する方法はこんな感じ。
WSH サンプル集 > データを取得する

これに倣って実行すると、以下のエラーが発生。

ActiveXコンポーネントはオブジェクトを作成できません。:’ADO.Connection’

Windows 7 (64bit)だと駄目なんだろうか。よく分からないが、以下の記事を見てADODB.Connectionに変えてみると次のステップへ。
【VBS】ADOでDB接続に接続し、SQLを実行しようとすると”型が一致しません”というエラーが発生する

うーん、昔々はRDOだったのがDAO、ADOになったところまではついていっていたつもりだったが、暫く離れている間に訳のわからん状況になっている。気にせず次に進もう。

ADODBだと、ドライバー名を指定しなければいけないらしい。
何とかいろいろ探して、以下のリンクで解決。
ConnectionString Property (ADO)

これでやっとDB接続まで完了、と思ったら次のボスキャラが登場。

[Microsoft][ODBC Driver Manager] 指定されたDSNには、ドライバーとアプリケーションとのアーキテクチャーの不一致が含まれています
何ですか、これは。グーグル先生にもう一度聞いてみると、ちゃんと答えてくれます。
ODBC接続で 「ドライバーとアプリケーションとのアーキテクチャの不一致」 なエラーの解決法


うーん、32bitと64bitのミスマッチという原因は理解したけど、ODBCドライバーを入れ直す、って。。。
その手は使えないので、他の対処方法が必要。

久しぶりにSEをやると、一日があっという間に終ってしまう。次回へ続く。

JScriptからGmailアカウントで送信できない

システムのエラー監視を設定する必要があって、以前作成したスクリプトを引っ張り出してきて実行してみました。すると、何故かメールを送信する段階でエラーになる。

前に作ったのは、以下のリンク先そのままのスクリプトで、以前は実行できたのに。
【JavaScript】GmailアカウントでSMTP送信するスクリプト
定型メールの送信を自動化する~GmailとJavaScriptの華麗な連携技(第13回)

で、利用したアカウントには、以下のようなメールが届いていました。

We recently blocked a sign-in attempt to your Google Account [xxxxx@gmail.com].

Sign in attempt details
Date & Time: Tuesday, March 10, 12:04 PM GMT+9
Location: Chuo, Tokyo, Japan

If this wasn't you
Please review your Account Activity page at https://security.google.com/settings/security/activity to see if anything looks suspicious. Whoever tried to sign in to your account knows your password; we recommend that you change it right away.

If this was you
You can switch to an app made by Google such as Gmail to access your account (recommended) or change your settings at https://www.google.com/settings/security/lesssecureapps so that your account is no longer protected by modern security standards.

To learn more, see https://support.google.com/accounts/answer/6010255.

Sincerely,
The Google Accounts team


言われたように、リンク先に飛んで、Less Secure Apps(安全性の低いアプリ)をONにすると、無事メール送信が出来ました。どうやら、2012年以降にセキュリティが強化された模様。

調べてみると、以下の記事に遭遇。2014年7月からとのこと。
メーラーからGmailへの接続時に認証(パスワード)のエラーが生じる場合の対処方法


乗っ取られるのは嫌なのでOFFに再設定。
Windows7からWindows8.1にアップグレードしないといけない。

2015年3月8日日曜日

Eclipseが起動しない

とある調べごとをするために、超久しぶりにEclipse(4.2 JUNO)を起動しました。いや、正確に表現すると、起動しようとしました。すると、Exit Code=13が出て起動できない。

おそらく、この前Javaのアップデートがあったからかなーと思いつつ、ググってみるとどうやらその通り。
急にEclipceが起動しなくなった。起動時にエラーがでる時の対処法。
JavaのJDK/JREをアップデートしたらEclipseがerrorcode=13で起動しない
Cannot run Eclipse; JVM terminated. Exit code=13
How to Solve the Error "Java was started but returned exit code" in Eclipse


記載にあるとおりに、eclipse.iniに-vm指定をすると起動するようになりました。

と、ここまでで止めても良かったのですが、多少時間があったのでもう少し掘り下げてみようかと。


Eclipse.iniの設定を元に戻す
とやはりExit Code=13が出てきます。参照している先はC:\ProgramData\Oracle\Java\javapath\javaw.exe。
PATH変数を見ると、これが一番最初に書かれている。これをC:\Program Files\Java\jre6\binに変えて再起動。無事、起動を確認。
ということは、これで別のアプリが動かなくなるはずなので、この状態で様子を見ます。

Exit Code=13
って、何ぞや、という話です。どうやら、上のリンクを見ていると、13は、EclipseとJavaについて、何bitバージョンかがずれているという話みたいですが、EclipseのExit Code一覧があると便利に違いない。

。。。と思って30分ほど調べてみたのですが、簡単には出てきませんでした。1、2、13とか、ピンポイントには出てくるんですが、一覧にはなかなか出会えません。こちらも継続して調査しようかと。


 ということで休日の暇つぶしにいろいろ探ってみましたが、宿題が残る結果となりました。

2015年2月14日土曜日

ワトソン博士を有効にする

相変わらず、XPのデバッグを続けています。

この前、やっとデバッグのプロセスが確認できたので、現地端末にダンプファイル出力設定に出かけました。

最初、起動した状態の端末を渡されたので、drwtsn32.exeを起動し、ダンプ出力先を設定し保存。
念のため、再度drwtsn32.exeを再起動すると、設定した筈の値が反映されていない。
おかしいなー、OKボタン押さなかったのかなーと思って再度試したのですが結果は変わらず。

まあ、ユーザー権限でログオンしていたから機能制限がかかっていた、というオチなんですけどね。
でも、普通に起動できるんだ、という点に僅かばかり感動。

アドミン権限で入り直して無事設定反映。念のため、仕込んでおいたアベンド発生手順を実行。
。。。と、ダンプファイルが出力されない。何故だ。


ここで許可されていた現場での作業時間がタイムアップしたので現場を撤収。


どうも、事前にテストしていた端末と現場の端末では何かしらの設定が違うらしい。
とりあえず、気になるのは以下の記事にあるレジストリ関連。
Windows のワトソン博士を有効または無効にする方法
技術/Windows/メモリダンプ取得方法メモ


次回行ったら確かめてみよう。

2015年2月5日木曜日

Visual Studioでダンプファイルを解析する

つまらないことで嵌ってしまったので、自戒と備忘のために記載。

Windows7やらWindowsXP(!?)やらでダンプを取得するところまではこれまでに書いたとおり。
Window7でダンプを取得する
WindowsXPでダンプ出力する


この際に取得したダンプの解析方法ですが、ダンプファイルを開いて、Visual Studioが開くところまでは記憶の通り。
でも、ここからの記憶が曖昧で、どうやって該当ソースコード箇所の特定まで行くか、が覚えていなかったんですよねーーー(だって2年ぶりくらいだったし、、、)

ダンプファイルを開いただけだと、何も起こらない、ということに気付くのに暫しの時間を要しました。そう、「デバッグ開始」をしないといけなかったんですよね。

で、デバッグの開始をしたのですが、次に出てきたのがアセンブラの画面(自分が試したサンプルではstrcat.asm)。これでは、ソースコードのどこがおかしいか、分からない。


で、また気付くのに暫しの時間を要しました。そう、「呼出し履歴」 をみて、デバッグ位置を変更しなければいけない。たったこれだけだったんですけど、すごく嵌りました。


やっぱり、ツールは定期的に使わないと忘れてしまう、ということを痛感した出来事でした。
(最近はEclipse系の使用が多くて、Visual Studioを使うことも間が空いてしまっていました)